学校長挨拶

世界で通じる人創りを目指して

私は神戸大学の教授として長年教育に携わり、多くの留学生の研究指導をしてきました。また、国際協力事業団(JICA)の派遣専門家としてUNESCOやWHOに関わる人材育成もしました。
今までの教育者としての経験を生かして、世界の若者たちに日本の大学や大学院で学んだり、日系の優良企業で働いてほしいと思い、日本語学校を設立しました。
意欲のあるみなさんに神戸日語学院で日本語を学んで、世界で活躍する夢を是非かなえてほしいと思っています。

教育理念

日本語教育を通じて、国際人として世界で活躍できる人材を育成する。
国内、国外を問わず、海外の人材が本邦の産業や経済の支えとなって活躍するためには、組織内は勿論、地域社会においても相互理解し合い、社会秩序から逸脱しない人間関係の保持が望まれる。単なるテクニカルタームの習得に終わらず、異文化理解を含めた言語習得が、双方の利益と安寧に通じると考えている。

教育目標

ひとりひとりの学生が希望する進路に必要な力を育くみ、夢の実現を支援する。
本教育機関では、まず、日常生活に支障のないレベルの日本語能力を基礎条件として、そのレベルに達している者に対して、本人の進路に合う、あるいはその分野に進むのに必要な語彙、用語や周辺知識などを系統立てた順序で積み上げ、次への関門の突破を目指して、常に到達度を評価できる教育目標を順次に示しつつ、日本語能力向上の目的を果たしたい。
自己点検・自己評価報告書2023

設立者及び学校長 横尾 能範

1975年 医学博士 (神戸大学医学部)
1978年 神戸大学 助教授
1981年 神戸大学大学院自然科学研究科 助教授 (博士課程)
1984年 海外派遣専門家 (JICA情報教育、在マレーシアRECSAM)
1989年 海外派遣専門家 (JICA医療協力、在タイ・バンコクAIHD)
1992 神戸大学国際文化学部 教授(データベース教育担当)
1995 文部省在外研究 (西オーストラリア州・カーティン工科大学)
1999 神戸大学大学院 綜合人間科学研究科 教授(社会情報論担当)
2003 神戸大学 名誉教授
2011 (有)シニアケア会長に就任(介護員養成と介護施設の運営)
2018 神戸日語学院を設立、校長に就任
私たちの神戸日語学院は、大阪から神戸にまたがる阪神工業地帯の中の尼崎市にあります。尼崎市には電機や機械、鉄鋼金属等の大きな会社が多くあり、あらゆる工業技術を持った企業を中心に発展してきた街です。
本校がある塚口地域はその北部の静かな住宅街です。勉強にもアルバイトにも適した環境なので、日本での充実した生活を過せます。
また日常の足となる阪急電車沿線、JR沿線には有名国立大学の京都大学、大阪大学、神戸大学や同志社大学、関西学院大学、立命館大学、関西大学など有名私立大学も多くあります。

神戸で日本語を学ぶ